三パパ日記

暑い暑い
  [ 前編と後編 ]
2016-05-09(Mon) 18:14:44
6 4前編
本当は昨日のことなんですが、娘のサプライズ的な母の日プレゼントで今日になりました。

昨日、嫁さんと朝から映画のはしご。
一本目は、
瀬々敬久監督作品
「64(ロクヨン)前編」




横山秀夫原作のD県警シリーズの長編を映画化。
テレビドラマでも一度映像化されていますよね。
警察組織を管理する警務部、その警務部の中にある広報室広報官がこの作品の主人公。
広報室はその名のとおり、広報を活動の主としているが、その相手はおもに報道機関。
私もその昔、報道に足を突っ込んでいた時期もあるのでかなりなじみが深い部署。
でも一般の人には馴染みのない世界。
そんな世界で繰り広げられる警察内部や、対記者クラブとの軋轢に翻弄される広報官三上を描きつつ、64(ロクヨン)と呼ばれる昭和64年に発生した未解決の誘拐殺人事件が絡んでくる。
前編である今作は、記者クラブとの軋轢をメインに、64にまつわる謎がじわりじわりと紐解かれていく。
そして起こる新たな誘拐事件。
ここで前編は終わる。

こういうミステリー作品は、原作を読んでしまっている場合、、モチベーションを維持するのが難しいんですよね。
なにせ結末を知っていますから。
そういう作品を最後までしっかりと飽きさせず見せるというのは、生半可な脚本や演出では駄目。
もちろん演じる側のプレッシャーもすごいでしょう。
その昔、道尾秀介の秀作「カラスの親指」を映画化した際、この作品が飽きさずに見せるという部分に失敗していて、映画館で観ていてとっても苦しかった覚えがあります。
今作品も、前半は多少そういうところを感じながら観ていたのですが、中盤から終盤にかけてはまったくそういうこともなく、グイグイ引き込まれてしまいました。
主役級の役者が揃っているということもあるかもしれませんが、良い役者が揃っても演出や脚本が駄目ならすべて駄目になっちゃいますからね。
そういう意味では成功しているのではないのかな?
さぁ後編は新たな誘拐事件を発端にまた広報室と記者クラブが遣り合います。
すべての謎が解けたときに私が感じた気持ち、それをこの映画ではどう感じさせてくれるのか、今から後編が楽しみです。

ちはやふる ‐下の句-
さてもう一本は先月に前編を観て後編を楽しみしていた作品。
小泉徳宏監督作品
「ちはやふる 下の句」
こちらは単純明快な青春映画。
若さゆえ立ち止まったり、行く道が見えなくなったりとなっても、自分を信じ、友を信じ、そして助け合って乗り越えていく。
王道ですね~。
でもけっして押しつけでもない。
みんな通ってきた道。
競技かるたという一見地味な世界をエンターテインメントにしています。
松岡茉優が今回からかるたクイーン役で出演。
相変わらず表情だけでも魅せてくれます。
これからが本当に楽しみな女優さんです。

ただ、残念なのは、今作品の後編としての存在意義。
いまだ連載の続く原作の映画化ですから、上映時間が長くなるところをあえて前後編に分けて上映するというのは(商業的な意味合いもあるとして)最近の流行り。
しかし、今作品に関して言えば、この後編は要らなかった。
前編で話としてはしっかりまとまっていたし、見ごたえもあった。
後編はというと、特に目新しいことがあるわけでもなく付け足し感が非常に強い。
作品の終わらせ方もなんかとってつけたようなふわっとした感じ。
今後もシリーズ(何やら続編を作るという話も出てますが)で続けますというなら話は別だが、前後編に分けた意味はないと言わざるを得ない。
もう少し何とかできなかったのかな~残念。



あとは映画の内容とは関係のないお話。
午前中に観た「64」の客層はおじさんおばさん以上の年齢層かなり高め。
だからか、途中にトイレに立つ人の多いこと(落ち着いて観られない)やエンドロールが始まったら席を立つ人の多いこと(最後まで見ろよ)
午後から見た「ちはやふる」は小中高生がメインの年齢層かなり低め。
こちらは、トイレに立つ人はいない分、ポップコーンやナチョスを食べる人の多いこと(音が五月蠅い)、でもエンドロールに立つ人はいなかった(すごいぞ)
ただ、どちらの映画もほぼ満席。
日本映画にとっては喜ばしいことです。




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